大阪万博プロデューサーに落合陽一氏ら10人
2025年大阪・関西万博の運営組織「日本国際博覧会協会」(万博協会)が、展示や会場運営の「司令塔」となるプロデューサーとして、科学者でアーティストの落合陽一氏ら10人を選んだことがわかった。13日に発表する予定。
万博のメインテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿ったテーマ館を担当する「フォーカスエリアプロデューサー」は8人。落合氏のほか、生物学者の福岡伸一氏や映画監督の河瀬直美氏らが名を連ねた。
全体運営などを担う「会場運営プロデューサー」に05年の愛知万博にも携わったプランナーの石川勝氏、会場全体をデザインする「会場デザインプロデューサー」には建築家の藤本壮介氏が就任する。
このほか、イベントを担当する「行催事プロデューサー」を今後、選定する。
選ばれた10人は40~50歳代が中心。昨年12月に選任された大阪市出身の建築家・安藤忠雄氏ら経験豊富な13人の「シニアアドバイザー」が助言し、支える。
25年万博は4月13日~10月13日、大阪湾の人工島・夢洲(大阪市此花区)で開催される。1970年大阪万博は建築家・丹下健三や芸術家・岡本太郎らがプロデューサーとして強烈な個性で成功に導いた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200710-OYT1T50136/
2020/07/10 14:21 読売新聞