全世界の新型コロナウイルス感染者が1000万人を超えた中、一日の新規感染者が20万人を超えるほど感染速度が速まっていることから、新型コロナウイルス流行の第2波に対する恐怖が現実のものになりつつある。
感染力が最大で6倍高い「変種コロナウイルス」が登場したとの分析もある。
新型コロナウイルスは遺伝子の塩基配列によって、中国発の初期流行を主導したS型と、その後アジア圏を中心に流行し、韓国国内で集団感染につながったV型、米国・欧州で流行したG型に区分される。
このうちG型は、GRやGHなどに変異したが、GH型は感染力が最大6倍高いという研究結果を今月2日、米デューク大学とロスアラモス国立研究所の研究グループが国際学術誌「Cell(セル)」で発表した。
英国の患者999人を調査した結果、新型コロナウイルス感染拡大初期のウイルスよりもウイルス濃度が約6倍で、感染速度がそれだけ速くなる可能性があるということだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/06/2020070680004.html