テーマ特集 河井議員夫妻の買収容疑事件
「ほっとした」地元議員ら次々告白 河井氏から現金受領
歩きながら報道陣の問いかけに答える広島県府中町の繁政秀子町議=2020年6月25日午前、広島県府中町大通3丁目の府中町役場、比嘉展玖撮影
「(受領の際に)『秘密』と言われた」「地検から『言うな』と言われて」。昨年7月の参院選をめぐり、前法相の衆院議員、河井克行容疑者(57)と妻で参院議員の案里容疑者(46)が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された事件で、夫妻逮捕から1週間となった25日、現金を受け取ったとされる広島県内の地元議員らが、次々と口を開き始めた。
石橋竜史・広島市議(48)は25日、同市役所で会見し、昨年5月に30万円を受領したと明かした。その際に克行議員は「2人だけの秘密」と発言したという。過去にも克行議員から「(収支報告書に)記載する義務はないから」と、10万円をカバンにねじ込まれたこともあったと述べ、「(克行議員に)コントロールされていく、手足を縛られていくような感覚があった」とふり返った。
河井氏側から現金を受け取った地元議員たちの「告白」はさらに続く。
支援者や家族のことに話が及ぶ…
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https://web.archive.org/web/20200625134055/https://www.asahi.com/sp/articles/ASN6T6HM1N6TPTIL00R.html
2020/6/25 20:21