立憲民主党の安住淳国対委員長は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する必要があるとして、6月17日に会期末を迎える今国会の会期延長を与党に求める考えを明らかにした。
野党は2020年度第2次補正予算案に計上された10兆円に上る予備費の使途に懸念を示している。安住氏は「国会は唯一、予算執行のチェック機能を果たせる場所だ。閉じて、チェックさせないのはまずい」と指摘。コロナ感染の第2波への懸念も示し、「国会を開いておいた方が即時対応できる。『国会を止めるな運動』を国民に提案したい」と語った。【宮原健太】
https://mainichi.jp/articles/20200608/k00/00m/010/176000c
毎日新聞2020年6月8日 16時49分(最終更新 6月8日 16時49分)