NHKは3日、スタジオジブリの新作長編アニメ「アーヤと魔女」を今冬にNHK総合で放送すると発表した。ジブリ初となる全編3DCG制作の長編作品で、宮崎駿監督が企画、長男の吾朗さんが監督を務める。
英国の作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名ファンタジー小説が原作。自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになって始まる物語。ジョーンズは宮崎監督の2004年のアニメーション映画「ハウルの動く城」の原作者として知られる。
ジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。(中略)『長くつ下のピッピ』が世界一強い女の子なら、『アーヤ』は世界一賢い女の子の物語です」とコメントしている。
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