(CNN) 米国のトランプ大統領がホワイトハウスの外で発生した抗議デモを受けて、地下壕(ごう)に一時退避していたことが1日までにわかった。ホワイトハウス当局者と法執行機関の情報筋が明らかにした。
警官のひざで首を押さえつけられ黒人男性のジョージ・フロイドさんが死亡したことを受けて、ホワイトハウスの周辺で5月29日、デモ参加者が集まっていた。
トランプ大統領は1時間足らずの間、地下壕におり、その後、上階に移動した。メラニア夫人や息子のバロンさんも地下壕に避難したという。
トランプ大統領は翌30日、ホワイトハウスの外で行われた昨晩のデモに対処したシークレットサービス(大統領警護隊)をたたえた。
デモ終了からわずか数時間後、トランプ大統領は自身は安全だと表明したほか、民主党市長を非難。トランプ氏はまた支持者に対し、対抗するためのデモを夜に実施するため集合するよう呼びかけも行っていた。
トランプ大統領は一連のツイートで、シークレットサービスを称賛したほか、門の内側には犬や武器が待ち構えていたなどとも指摘した。
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