国供給の消毒液「濃度低い」と苦情…50%台のものも
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200524-OYT1T50128/
新型コロナウイルスの感染防止で、国が医療機関に優先供給したアルコール消毒液について、厚生労働省は24日、
「濃度が低く、医療用に使えない」などの苦情が数十件寄せられたことを明らかにした。
医療機関が製品を選べなかったことが原因で、今月中旬からは濃度の選択を可能にした。
厚労省は3~4月、品薄となった消毒液を医療機関が購入できるよう業者との間を仲介した。
通常、手術などで使われるのは濃度70~80%台だが、50%台の製品が納入されたケースも確認された。