20日午後5時35分ごろ、富山市上大久保の住宅の敷地内で、この家に住む生後11カ月の中村仁ちゃんが、飼っていた大型犬のグレートデン2頭に全身をかまれた。仁ちゃんは病院に搬送されたが約2時間後に頭部骨折による出血性ショックで死亡した。犬を取り押さえようとした50代の祖父も両足に打撲のけがをした。
富山県警富山南署によると、2頭はいずれも体長約120センチ、体重約80キロの雄。庭に柵(高さ約180センチ)を設けて放し飼いにしていた。仁ちゃんが祖父と一緒に、餌用の皿を取りに庭に出たところ、突然襲われたという。【阿部弘賢】
https://mainichi.jp/articles/20200321/k00/00m/040/064000c