テレビ業界、五輪延期を織り込み済み
こうした情勢を、国内のテレビ業界はすでに織り込み済みだと、局関係者は打ち明ける。
「すでにNHKと民放キー局の間では、全競技の放送スケジュールの割り振りが決まっています。もし五輪がなくなれば、競技の中継のみならず、五輪ネタをメインに据えようとしていた通常番組や特番含めて、約2カ月分の予定が"すべて吹っ飛ぶ"ことになる。
7~8月分の番組を新たに仕込むとなれば、企画の詰めやキャスティング、スポンサーの確保など、今から手を付けないと全然間に合いません。
なので、今月に入ったくらいから各局は"五輪なし"の前提で動き始めていますよ。それを裏付けるように、特に今週に入ってから情報番組やニュース番組でも一斉に"五輪延期"のテーマを扱い始めていますよね」
そして五輪の延期はあっても、中止はないと広告業界関係者は語る。
https://biz-journal.jp/2020/03/post_146644.html