売れ残りの犬を劣悪な状態で飼育か ブリーダーを逮捕
東京 府中市の犬のブリーダーが、売れ残った犬などを劣悪な状態で飼育していたとして警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、府中市のペットショップ「コッキイ・ペットランド」を経営するブリーダー、門倉誠容疑者(55)です。
警視庁によりますと、先月、売れ残った犬9頭をふんなどがたまった劣悪な環境で飼育していたなどとして、動物愛護法違反の疑いが持たれています。
去年7月、門倉容疑者が熱中症で死亡した犬31頭と猫7匹を八王子市のごみ焼却施設に持ち込んだことから、警視庁が動物虐待の疑いがあるとみて捜査を進めていました。
東京都からも、飼える数を超えて飼育しているなどとして5回にわたって文書で指導を受けていて、警視庁が先月、店や関係先を捜索したところ、合わせて40頭の犬が見つかりました。
中には狂犬病の予防接種を受けていなかった犬もいたということです。
調べに対して容疑を認め「人手不足で面倒を見切れなかった」と供述しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200306/k10012317011000.html