原発の防護服 納入に遅れ、防水スーツを市販の雨具で代用
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、福島第一原発で使用している防護服などの納入に遅れが出ていて、東京電力が一部を市販の雨具などで代用することがわかりました。
東京電力によりますと、福島第一原発の廃炉作業で使う防護服などの一部について、今月後半の納入分に遅れが出ているということです。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、中国国内での製造が滞るなどしているためで、18日から水を扱う作業で着る防水スーツを市販のレインスーツで代用することを明らかにしました。
また、線量計を入れるポケットが付いたチョッキは、今月末に在庫がなくなるおそれがあり、破損などがなければ廃棄せず再使用するということです。いずれも一時的な措置だとして、「遅れが長期化する場合には、調達先の拡大なども検討する」としています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3908224.html