闘牛を調教中、突かれたか 牛主の64歳男性死亡 愛媛・宇和島
23日午後7時10分ごろ、愛媛県宇和島市津島町増穂の宇和島闘牛調教場で「闘牛に人が突かれた」と119番通報があった。県警宇和島署員が駆けつけると、牛主で会社員の三曳孔文(みつびきよしとも)さん(64)が倒れており、搬送先の同市内の病院で死亡が確認された。
調教場の木には、三曳さんが持つ闘牛「喝王(かつおう)」(雄7歳、約900キロ)がロープでつながれており、三曳さんには胸の骨など多数の骨折と出血があった。調教場は三曳さんが管理する牛舎から約100メートル離れた山中にあり、三曳さんは調教中に突かれたとみられる。
宇和島闘牛のホームページなどによると、三曳さんは観光名物の宇和島闘牛で活躍する牛を育ててきた。
https://mainichi.jp/articles/20200124/k00/00m/040/100000c