イラン、デモ隊148人をマシンガンで殺害
【ワシントン時事】米国務省は18日、デモ弾圧など人権侵害に関与したとして、イラン革命防衛隊の幹部を制裁対象に指定したと発表した。制裁は17日付で、米国への入国が禁止される。
国務省によると、昨年11月にイラン南西部フゼスタン州で行われたデモで、同幹部率いる部隊が装甲車両を使ってデモ隊を包囲した上、自動小銃を乱射して148人を殺害したとの複数の情報が寄せられた。同幹部はフゼスタン州の革命防衛隊司令官という。
オルタガス国務省報道官は声明で「米国は、深刻な人権侵害を犯した関係者の責任追及を要求するイラン国民を引き続き支持する」と強調した。
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2020年01月19日08時15分 時事通信