防犯カメラ管理情報スマホで確認
街なかの防犯カメラの管理者などの情報を、スマートフォンのアプリで確認できるシステムを群馬大学などの研究グループが開発し、桐生市で実証実験を行っています。
このシステムは、防犯カメラの普及が進み、警察の捜査などにも利用される中、歩行者のプライバシーについて考えてもらおうと、群馬大学などの研究グループが開発しました。
あらかじめシステムに登録された防犯カメラの近くで、スマートフォンの専用アプリを起動すると、周辺の地図上に防犯カメラの位置と撮影している方向がマークで表示されます。
そして、マークをタップすると、防犯カメラの管理者の名前や連絡先などの情報を確認することができます。
研究グループは、桐生市内の駐車場で行っている実証実験の結果を踏まえ、今後、国などにこうしたシステムの導入を提言したいとしています。
研究グループの代表で、群馬大学大学院理工学府の藤井雄作教授は、「一般の人が防犯カメラに撮影される機会が多くなる中、誰がどういう目的で撮影しているのか、通行人には知る権利がある。こうした権利を保障する一つの方法として、システムの導入を検討してほしい」と話しています。
ソースに動画あり
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20200115/1060006184.html
01月15日 11時14分 NHK