【パリ共同】フランス紙レゼコー電子版は30日、会社法違反罪などで起訴され保釈中の前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が日本から出国し、国籍のあるレバノンの首都ベイルートに到着したと報じた。レバノンのメディアが報じた情報を同紙が確認したとしている。
複数の日本の法曹関係者は、前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が無断出国した可能性があると話した。
フランス紙フィガロはゴーン被告の関係筋の話として、被告は日本の司法制度から逃れ、レバノン入りしたと伝えた。
ゴーン被告は保釈の際の条件では海外への渡航を禁止されていた。レゼコーは出国の詳しい経緯は不明としている。
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