>>1 続き
◆コンパクト五輪のはずがとんだ金食い虫に
巨大なハコモノを作れば当然ながら維持管理費が莫大なものになり、経年劣化に合わせて修繕費などもかさむことを知らない人はいません。
コンパクト五輪の名の下に招致されながら、贈賄疑惑や「アンダーコントロール発言」など穏やかではない話が詰まっていた東京オリンピック。
3兆円にまで予算が膨らみ、8000億円以上投入された国費にも水増し疑惑が発生し、ボランティアに苛烈な負担を強いながらも組織委の役員報酬には年間2400万円を投じるなど、金に絡む不透明な話題が次から次へと湧いてきました。
熱中症による健康被害からマラソン・競歩が札幌開催になるものの、暑さ対策にも100億円超を注ぎ込まざるをえず、レガシーとなるはずだった東京湾の水質向上もおざなりのままうんこ塗れの海で選手たちを泳がせるハメになっています。
大会期間中は首都高も1000円値上がりとなり、流通を含めて東京都民は多大な被害を被り、見本市などのイベントも多くの影響を受けています。
湯水の如く税金を注ぎ込んだ上に多くの疑惑と混乱を生じさせ、国民にも多くの負担を強いる中で開催される東京オリンピックですが、終了後もメインスタジアムの国立競技場が延々と赤字を垂れ流す負のレガシーとして残り続ける事になりそうです。
国立競技場が年間数十億円の赤字予測で民営化頓挫、負のレガシー(遺産)まっしぐらに | BUZZAP!(バザップ!)
https://buzzap.jp/news/20191201-olympic-stadium-legacy/