ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王はこのほど、「あらゆる水の民営化は、人権を犠牲にするもので容認できない」とするのメッセージを発表しました。
法王は1日、正教会とカトリック教会がともに祝う「創造の配慮のための世界祈りの日」のメッセージで。「水は人間の生存にとって不可欠であり、基本的で普遍的な人権の行使の条件であるがゆえに、安全な飲料水の入手は基本的で普遍的な人権だ」と述べました。
法王は、水の入手が困難であるか不可能な人々が多数いるとして、「水資源や
地下水の保全が緊急に必要だ」と訴え。水の民営化が容認できない人権侵害であるとの認識に立った「共同のフロジェクトや具体的な行動」」とが緊急に必要だと指摘しました。
またプラスチックによる海洋汚染の克服にも言及しました。
「水の民営化」でローマ法王メッセージ
しんぶん赤旗【ベルリン=伊藤寿庸】
2018年 09月 08日
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