自民党の甘利明税調会長は24日のフジテレビ番組で、安定的な皇位継承の在り方をめぐり、男系継承が最優先とした上で「最終的選択としては女系も容認すべきだ」と語った。
「(男系優先で継承)順位を付けて、きちんと対処できるようにしておくことはいいことだ」と述べ、準備を進めるべきだと強調した。
皇室典範は「皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承する」と規定。母方からのみ天皇の血を引く皇族が即位した天皇を「女系天皇」と呼ぶが、過去に例がない。安倍晋三首相は「男系継承が古来例外なく維持されてきた重みなどを踏まえ、慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある」との考えを示している。
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