タレントの壇蜜(38)が、「東京都北区赤羽」「ウヒョッ!東京都北区赤羽」などで知られる漫画家・清野とおるさん(39)と結婚することが21日、スポーツ報知の取材で分かった。関係者によると「いい夫婦の日」の11月22日に婚姻届を提出する予定という。2人はTBS系「櫻井・有吉THE夜会」(2017年3月放送)で共演して出会い、恋愛関係に発展した。交際のうわささえなかった2人のゴールインは、大きな話題を呼びそうだ。
世の男性たちを虜(とりこ)にしてきたエロスの女王が、人気漫画家のハートをからめとった。
テレビ局関係者によると、2人は17年3月に放送されたTBS系「櫻井・有吉THE夜会」(木曜・後10時)での共演をきっかけに交際をスタート。その後、ひそかに愛を育んでいたという。
交際期間は不明だが、番組共演後にプライベートで食事に行く機会があり、同じ1980年生まれとあって意気投合した。壇蜜の知人は「清野さんの優しさに、彼女が惹(ひ)かれていったようです。同じ時間を過ごす中で、次第に結婚を意識する存在になっていったのでは」と語る。食事デートなどを重ね、少しずつ距離を縮めていったようだ。
番組では「今、気になって仕方のない男性」として、壇蜜が清野さんを挙げ、2人で彼が暮らす赤羽を巡った。実際に漫画にも登場した一風変わったタイ料理店や中華料理店、レストランなどの“ディープスポット”をデートする企画だったが、初対面とは思えないような温かい空気に包まれ、仲むつまじい様子が映し出された。
ロケ後のスタジオ収録では清野さんから漫画でメッセージが寄せられ「『分』単位で、否(いや)、『秒』単位で、終始、貴女(あなた)のことを、ものすごく『エロい目』で見ていました。壇蜜さん、ごめんなさい&ありがとう」。オチを付け、笑いを誘っていた。
壇蜜は12年にBSジャパン(現BSテレ東)「ギルガメッシュLIGHT」にレギュラー出演し、ブレイクのきっかけをつかんだ。気品のある色気と「ハァハァしてる?」の誘惑フレーズで人気が爆発。「日本一美しい32歳」「美しすぎる32歳」と称され、グラビア界のトップに上り詰めた。
同年に初主演した映画「私の奴隷になりなさい」ではフルヌードを披露。剃(てい)毛シーンにも臆せず、体当たりで挑んだ。現在はテレビ番組やラジオ番組に多数出演し、新聞や雑誌の執筆活動もこなす。
清野さんは、個性派漫画家として知られる。赤羽を舞台に自らの体験談を漫画化した「東京都北区赤羽」を携帯サイト「ケータイまんが王国」に連載。注目を浴びた。同作は15年に山田孝之(36)主演でドラマ化もされヒット。知名度も上がった。「口の粘膜を見られたくない」という理由から、メディア出演時には鼻から下を覆ったマスクをつけて登場することが多い。
関係者によると、壇蜜は妊娠はしておらず、結婚後も仕事を続ける。24日は隔週レギュラーを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・前9時54分)に生出演し、午後から都内で20年カレンダーの発売イベントを行う。幸せの生報告が聞けそうだ。