自民党の大岡敏孝衆院議員(47)(滋賀1区)が、自身の後援会の開いた政治資金パーティーで、選挙区内の自治連合会長らに、無料で料理や酒を提供していたことがわかった。公職選挙法で禁じられた有権者への寄付行為に抵触する可能性がある。
大岡氏によると、今月4日、大津市内のホテルで開催したパーティーの会費は1万円で、約500人が出席。知事や同市長のほか、選挙区となる同市内の自治連合会長計36人を無料招待し、約20人が参加した。
大岡氏は取材に、「県選挙管理委員会に確認し、あいさつや意見交換を通じて、1人2000~3000円のパーティーの原価分の貢献があれば問題ないと判断しており、(今回も)意見交換などをした」と説明した。
大岡氏は2012年に衆院議員に初当選し、3期目。財務政務官を務めた。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20191116-OYT1T50259/