セブン-イレブン・ジャパンは一日、フランチャイズ加盟店向けに深夜休業に関するガイドラインを配布した。「利用客や配送業者に混乱を招くため特定の時期のみの休業は認めない」として正月やお盆を例に挙げた。休業時間は午後十一時から翌日午前七時までの最大八時間で、深夜休業を決めれば原則として三百六十五日続けるよう明記した。
ガイドラインは約五十ページに及び、二十四時間営業をやめる場合、加盟店が本部に支払うロイヤルティーの減額幅は縮小する。曜日別に時間を変えられないなど制約を課した。休業時、バックヤードに人員を配置するかどうかを選択し、無人休業にする場合は、店内の防犯システムや入り口ドアの鍵開閉システムを新たに設置することを求めた。
店舗スタッフとの労務契約見直しなど手続き方法も紹介。ガイドラインを読んだオーナーの一人は「休業の仕方をもっと柔軟にしてほしい。二十四時間営業を死守したいという本部の意向が垣間見える」と話した。
東京新聞:期間限定の深夜休業NG セブンが加盟店に指針:経済(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201911/CK2019110202000170.html