神戸市営バス暴走、運転手に禁錮3年6か月の判決
今年4月、神戸市のJR三ノ宮駅前で歩行者をはねて6人を死傷させた罪に問われた市営バスの運転手の男に対し、神戸地裁は、禁錮3年6か月の実刑判決を言い渡しました。
判決によりますと、神戸市営バスの運転手・大野二巳雄被告(65)は今年4月、JR三ノ宮駅前でバスを停車させる際、ブレーキと間違えアクセルを踏み、横断歩道を歩いていた6人を死傷させたとされています。
神戸地裁は判決で、「職業運転手として赤信号で安全にバスを停車させる最も基本的な義務を怠った過失は重大」とした一方で、「飲酒や居眠りなどの違反行為はなく、サイドブレーキを引くなどバスを止めようとしていたため、悪質ではない」として、大野被告に禁錮3年6か月を言い渡しました。被告人側は控訴しない方針です。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3817057.html