複数の慶應アメフト部員が合宿中の宿泊施設で女子露天風呂を盗撮していた問題。10月15日、慶應アメフト部は公式ウェブサイトで《このたび、部内において複数の部員による著しく不適切な行為があったことが認められたため、無期限で活動を自粛いたします。》と発表した。「週刊文春デジタル」が同大アメフト関係者らに取材を進めると、その盗撮手口の詳細がわかった。
今年8月下旬、慶應アメフト部は恒例の夏合宿で、約200人の部員とスタッフが1週間ほど静岡県内にある施設に宿泊していた。合宿の様子はTwitterにたびたび投稿されている。
《【夏合宿での差し入れ】合宿4日目を終え、本日は比較的涼しい中、練習を行うことができました。合宿を行うにあたり、多くの差し入れを頂きました! 誠にありがとうございます。合宿も後半に入り、選手たちも疲労が溜まってくる頃ですが、頂いた差し入れを励みに、精一杯練習に臨んで参ります。》(8月19日「慶應義塾体育会アメフト部UNICORNS」Twitterより)
部員たちが練習に打ち込むなか、事件は起きた。
「マネジャーやスタッフら部内の女性が露天風呂に入っている際、竹垣の外から人の手が伸びているのを発見したんです。その手にはスマートフォンが持たれていた。驚いたある女性が部のコーチや監督に報告し、緊急ミーティングが開かれました」(慶應アメフト部関係者)
つづき
https://bunshun.jp/articles/-/14861