東京電力ホールディングス(HD)は24日、福島第1原子力発電所事故の賠償資金として、原子力損害賠償・廃炉等支援機構から1269億円の追加交付を受けたと発表した。原賠機構から得た資金は風評被害への賠償や除染費用、避難住民の住居の確保費用などに充てられている。
今回が92回目の資金交付で、累計額は9兆463億円となる。政府から受け取った賠償資金の総額は原子力損害賠償法に基づく1889億円と合わせ、9兆2352億円となった。
東電は原子力損害賠償・廃炉等支援機構からの資金を基に、原発事故関連の賠償を進めている。9月20日時点の支払総額は約9兆844億円となっている。
東電に1269億円の追加交付 原賠機構 :日本経済新聞
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