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米地質調査所(USGS)によると、アルバニアで21日午後4時(日本時間同11時)ごろ、マグニチュード(M)5.6の強い地震があった。震源は首都ティラナから西に40キロ足らずのドゥラス(Durres)付近で、震源の深さは10キロ。多くの市民が屋外に逃げ、首都ティラナをはじめ各地で建物の損壊や停電、電話の不通などの被害が出た。
アルバニア国防省は「国内では過去20~30年で最大の地震」だとしている。国防省報道官によるとこの地震で死亡した人はいない。
オゲルタ・マナステリウ(Ogerta Manastirliu)保健相は、ティラナとドゥラスで計約80人が医療機関で手当てを受け、うち21人は落ちてきた物や壁の一部が当たったけがやパニック発作で入院したと明らかにした。
この地震を受け、エディ・ラマ(Edi Rama)首相は予定していた訪米を取りやめた。
地震の揺れは隣国のモンテネグロとイタリアでも感じられた。ツイッター(Twitter)には、ギリシャ北西沖のケルキラ(コルフ、Corfu)島でも揺れを感じたという投稿もあった。さらに数回の地震が続いた。
アルバニアでM5.6の強い地震、過去20~30年で最大 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3245705