山梨県笛吹市の山梨食肉流通センターで、疾病が不明で豚の伝染病・豚コレラの疑いがある豚が見つかったことが分かりました。
県は、詳しい検査を実施しています。
9月12日、検査が行われているのは笛吹市の山梨食肉流通センターに出荷されたあわせて4頭の豚です。
県などによりますと11日センターに運び込まれた170頭のうち1頭がけさ死んでいるのがみつかりました。
そして別の3頭の内臓に異常がみられたということです。
この4頭の豚の疾病は不明で、県は豚コレラの疑いもあるとして東部家畜保健衛生所で詳しい検査を行っています。
結果は13日にも判明します。
11日と12日のセンターに出荷された豚の肉は保管され流通はしていません。
検査が陽性だった場合は廃棄処分しますが陰性の場合は流通させるということです。
またセンターは12日、出入りするすべての車両のタイヤを消毒し、警戒にあたりました、豚コレラは国内では26年ぶりに去年9月、岐阜県で発生して以降、愛知、長野など7府県で感染が拡大しています。
なお、豚コレラは豚やイノシシの伝染病で人に感染することはなく、仮に豚コレラにかかった豚の肉や内臓を食べても人体に影響はありません。
山梨食肉流通センター 疾病不明の豚 豚コレラの疑いも | UTYテレビ山梨
http://www.uty.co.jp/news/20190912/6328/