約1億8000万円を脱税したとして法人税法違反などの罪に問われた「メディアハーツ」(現ファビウス)の前社長で「青汁王子」こと三崎優太被告(30)の判決公判が5日、東京地裁で開かれ懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決が言い渡された。
判決後、渋い表情の三崎被告は「執行猶予3年かと思ったら4年だった」と納得いかない様子。6日にもSNS上で事件の見解や捜査への不信感、日本の矛盾する納税システムについて持論を展開、拡散していくつもりだという。
そんな三崎被告に改めて近づいたのが「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(52)だ。公判後に合流し「国税をぶっ壊す!」ポーズを披露。SNSを駆使する三崎被告に「自分と同じにおいを感じた」と話して、来夏の都知事選出馬を持ち掛けていることを明かした。
先月にも立花氏と面会した三崎被告も「興味があるのは事実」と前向きな姿勢。N国党入りの可能性に「政治のことについてはまだ分からない」と保留したものの、立花氏は「うちとしては来てほしい。近々、議員会館に呼んで政治のことを教えていく」と話した。
止まらぬ立花氏はさらなる“爆弾”を投下。2017年に不倫騒動で物議を醸した今井絵理子参院議員(35)と、不倫相手の橋本健元神戸市議(39)のスカウトに動きだしたのだ。
立花氏は「今井議員は例の騒動のせいで、国会でやりたいことができていないのではないか。ならば、うちの党に来て自由にやったらいい」と自民党からの“強奪”を示唆。
恋人の橋本氏は政務活動費の不正受給が発覚し、17年8月に議員を辞職。現在フリーの状況だけに「一度失敗しただけで、政治生命が絶たれるのはおかしい。ぜひうちに来てほしい」という立花氏のラブコールに応える可能性もなくはない。とんでもない“SPEED”で政界をかき回す立花氏は今後もメディアの注目を集めそうだ。
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