N国・立花氏 口利き疑惑報道上野宏史氏を批判…政務官ではなく議員を辞めるべき
「NHKから国民を守る党(N国)」の党首で参議院議員の立花孝志氏(52)が9日、東京・参議院議員会館で緊急会見を行い、自民党の上野宏史衆院議員が外国人労働者の在留資格を巡る一部週刊誌の口利き疑惑報道を受けて厚生労働政務官を辞任したことに、辞めるなら国会議員を辞めるべきだと批判した。
立花氏は会見で、東京都中央区議を脅迫した容疑で警視庁から任意で事情聴取を受けたと述べた。今後の自身の出処進退について、「世の中の過半数が『立花、辞めろ』という空気になれば」議員を辞めると宣言した。また、自身を「被疑者」とも述べ、起訴されて有罪となれば国会議員を辞めるとも述べた。
政治家の進退のあり方にも立花氏は触れ、「上野たけしだったかひろしだったか」と上野氏について言及。「ふざけるなと思う」と声を大にした。「政務官を辞めても国会議員を辞めないと。僕は自民党のあり方にも疑問をぶつけている。議員に対して税金が払われている」と上野氏に対し、政務官を辞めるだけでは責任をとったことにはならないと指摘した。
上野氏は週刊誌報道について「法令に反する口利きや、あっせん利得処罰法に触れる事実はない」としている。
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/09/09/0012684157.shtml