国民民主党の玉木雄一郎代表が2019年9月6日の記者会見で、「メディアの皆さんにも頑張っていただきたい」と記者団に奮起を促す場面があった。
自民党の上野宏史衆院議員(48)が外国人労働者の在留資格認定証明書の交付をめぐる口利き疑惑を週刊文春に報じられ、厚生労働政務官を突然辞任した問題でのやり取りだ。
上野氏は、政務官辞任直後に「法令に反する口利きをした事実はない」などとするコメントを出しただけで、記者会見などでの説明をしていない。
ワイドショーを中心に日韓関係や韓国の閣僚候補者をめぐるスキャンダルが重点的に報じられる一方で、こういった疑惑に対する追及が本格化しないことへの懸念を示したともいえそうだ。
韓国の問題はワイドショーで盛んに取り上げられている。
かつては「このハゲー!」「違うだろう!」の暴言と暴行を男性秘書に浴びせた豊田真由子・元衆院議員の事案など、国会議員をめぐるスキャンダルをワイドショーが積極的に取り上げたこともあった。今回の上野氏の疑惑ではそうなっていないところに、思うところがあったようだ。
なお、玉木氏は悪化する日韓関係については、「責任があるのは韓国」だという立場だ。
https://www.j-cast.com/2019/09/06366896.html