愛知県は9日、同県豊田市の養豚場で豚コレラが発生したと発表した。一連の豚コレラの35例目で、県内では14例目。飼育している約300頭を殺処分する。11日までに終え、13日までに埋却や消毒などの防疫措置が完了する見通し。
県によると、8日午前、養豚場の経営者から「豚が1頭死んでいる」と連絡があった。県の遺伝子検査で、死んだ豚を含め11頭中6頭が陽性と判定され、9日に国との協議で感染が確定したという。
イノシシを介して広がっているとみられ、豊田市でも感染イノシシの発生が相次いでいた。感染イノシシは岐阜、愛知、三重、福井、長野のほか富山県でも見つかった。
愛知・豊田で豚コレラ発生 約300頭を殺処分へ | 共同通信
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