1日昼すぎ、熊本県の天草空港で、熊本空港に向かう予定だった航空機の燃料が高温になっていることを知らせる計器が点灯したため、温度をさげようと消防が機体に水をかけました。機体はおよそ3時間外に駐機していたということで、運航する天草エアラインは「確認したかぎり、過去に例のないことだ」と話しています。
天草エアラインによりますと、1日正午すぎ、天草空港から熊本空港に向かう予定だった航空機で、出発前にタンクに入っている燃料が高温になっていることを知らせる計器が点灯しました。
このため、すでに搭乗していた乗客をいったん降ろし、温度を下げようと、消防が機体に水をかけました。
水をかけても燃料の温度は下がらず、この便と折り返しの便など少なくとも4便が欠航しました。
天草エアラインによりますと、1日からダイヤがかわったことにともない、航空機を外に3時間ほど駐機していたということです。
天草空港から最も近い観測点の天草市本渡では、当時、気温が32度を超えていて、天草エアラインは「炎天下のもとで機体や燃料の温度が上昇し、何とか温度を下げたいと放水した。確認したかぎり、過去に例のないことだ。お客様にご迷惑をかけして、大変申し訳ない」と話しています。
猛暑で航空機の燃料が高温に 機体に放水も 温度下がらず欠航 | NHKニュース
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