「猫の島」として、愛好家に知られる福岡・北九州市の島で、ネコの数が急激に減っていることがわかった。
北九州市小倉北区の離島・馬島は、地域ぐるみで多くのネコを管理していて、「猫の島」として愛好家に知られている。
管理している保護団体によると、その島でここ数年、死んでいるネコが相次いで見つかっているという。
また、青い薬品のようなものが付着した不審なエサが置かれているのも発見された。
不審なエサの発見者は、「うちの裏の方で置かれているのを見つけた。魚の切り身に強い農薬だと思うが、それが塗られたものが置かれていた。10切れぐらいあったと思う」と話した。
この男性は、1日に5匹死んでいるのを確認したこともあり、島全体のネコの数は、5年前のおよそ90匹から30匹程度まで急激に減っているとみられている。
このため、保護団体は、猫が虐待されている疑いもあるとして、刑事告発を検討している。
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