希少がんと関連の乳房インプラント、全販売地域でリコール 米FDA
【AFP=時事】製薬大手アラガンがこのほど、同社の人工乳腺バッグ(乳房インプラント)の一部製品を全販売地域を対象に自主回収(リコール)すると発表した。米食品医薬品局が24日、明らかにした。リコールの対象となったのは「バイオセル」と呼ばれる製品で、表面がざらざらした「テクスチャードタイプ」だという。希少がんとの関連性が指摘されていた。
FDAの要請を受けて実施された今回のリコールを受け、今後のバイオセルモデルの販売はできなくなった。在庫を抱える医療関係者からの返品も予想される。
フランスやカナダでは、同型のインプラントの取り扱いが全面的に禁止されているが、FDAはリコールを要請するにとどまった。インプラント使用者に対する除去の勧告もしない。非ホジキンリンパ腫の一種、未分化大細胞リンパ腫の比較的低い発症リスクに比べて、外科手術のリスクの方が大きいと判断したためだ。
以下ソース
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/business/afpbb-3236808.html
2019/07/25 10:41 AFP