東京オリンピックの開幕まで24日で1年となるのを前に、IOC=国際オリンピック委員会で東京大会の調整委員長を務めるコーツ委員長は、東京大会の意義について「大会経費を抑えることに焦点を当てた大会だ」と述べ、オリンピックの将来の持続性を占う重要な大会だという認識を示しました。
IOCは22日と23日の2日間、東京大会の組織委員会と事務折衝を行い、大会の準備状況を確認しました。
IOCのコーツ委員長は事務折衝のあと記者会見し、「大会準備は順調だ。会場の整備は予定どおりに進んでおり、質も高い」と準備状況を評価しました。
そのうえで、東京大会の意義について「東京大会は震災からの復興を掲げるとともに、追加した競技によって若者を巻き込む大会だ。そしてIOCの改革に基づき、既存施設を活用するなど大会経費を抑えることに焦点を当てた大会だ」と述べ、オリンピックの将来の持続性を占う重要な大会だという認識を示しました。
「東京五輪は経費抑制を焦点にした大会」IOC調整委員長 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190724/k10012005581000.html