年金機構、個人情報含む記録媒体紛失 漏洩は確認されず
2019年7月21日20時26分
日本年金機構の東京・有明の事務センターが今月、個人情報を含む年金関連データを収載した記録媒体を紛失していたことが21日、分かった。複数の機構関係者によると、情報の外部への漏洩(ろうえい)は確認されていないという。
記録媒体は、機構と委託業者の間で取り扱われていた。暗号化処理がされており、機構内の特定のパソコンでしか収載データを見られないようになっていた。機構は紛失後、データ閲覧自体をできなくする措置をとったという。
機構を所管する厚生労働省も紛失を把握しているが21日時点で公表しておらず、機構が毎月発表する「事務処理誤り」に掲載する方針だという。
https://www.asahi.com/articles/ASM7P54S0M7PUTFK005.html