19日午後、宮城県気仙沼市の山の中で頭などに大きな傷を負った男性が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。傷の状態から男性はクマに襲われたとみられ、襲ったとみられるクマは地元の猟友会によって射殺されました。
19日午後1時ごろ、気仙沼市関根の林道わきで「人が倒れている」と、近くに住む人から消防に通報がありました。
警察や消防が現場に駆け付けたところ、頭や顔に複数の大きな傷を負って、倒れている男性が見つかり、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は気仙沼市内の80代の男性とみられ、傷の状態からクマに襲われたとみられています。
男性を襲ったとみられるクマはその後、地元の猟友会のメンバーが発見し、射殺しました。
猟友会の人によりますと、体長約1.2メートル、体重85キロほどのオスのツキノワグマで、山の中に仕掛けてあったシカ用のワナにかかっていたところを男性が発見し、襲われたとみられるということです。
猟友会
「罠にかかったのに、逃げてたの」
Q:罠にかかった後に、人は襲われたんですか?
「そういうこと」
Q:罠っていうのは何罠なんですか?
「シカの罠。間違ってかかったんだね」
現場から約2キロのところには、月立小学校があり、19日は1学期の終業式の後、児童を保護者に引き渡し一斉下校の措置をとったということです。
https://nc.ox-tv.co.jp/news/detail/1148/
https://youtu.be/HC6Z-hfMZos