前段略
人工知能(AI)によるセキュリティ。すごく頼りになりそうですが、残念なことに工知能(AI)を使えるのは、セキュリティ会社だけではありません。
ハッカーたちもまた、人工知能(AI)を使ってさらなる高度な技術を手にすることができるのです。
ということは、「万能の人工知能(AI)が私たちを守ってくれる」と、安心はしてはいられません。
いずれはAI(人工知能)による、セキュリティ会社とハッカーのしれつな戦いが繰り広げられるということになります。
●人工知能(AI)同士の競技では、ハッカーがセキュリティを突破したことも
ハッカーの祭典とも呼ばれるセキュリティイベント「DEF CON」において、セキュリティ会社EndgameのHyrum Anderson氏が行なったデモンストレーションも、大きな衝撃を与えました。まさにハッキングをする人工知能(AI)を使い、15時間で10万回の反復学習をさせた人工知能(AI)が、16%ものセキュリティを突破してしまったのです。
その後もEndgame社は、試験用の人工知能(AI)ハッキングツールを使って数々のウェブサービスに侵入し、たとえ人工知能(AI)セキュリティが導入されたとしても過信することは危険であると警鐘を鳴らしました。
いずれは人工知能(AI)セキュリティと人工知能(AI)ハッカーの戦いが現実となり、私たちもただ安心してばかりはいられないことを示す事例であるといえますよね。
https://aizine.ai/artifical-intelligence-security0710/