日本郵政グループで不正販売の広がりが止まらない。かんぽ生命保険では社員が故意に保険料を二重徴収した疑いまで発覚した。高齢者ら住民が郵便局に抱く安心感を逆手にとったとも受け取られかねない事態だ。日本郵便とかんぽ生命の両社長は10日にも記者会見で状況を説明するが、一連の不正は法令に抵触する恐れがあるとの指摘も出ている。
「保険の募集業務の適切性が問題だと認められたら改善対応策を促す」。麻生太郎金融相…
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47157470Z00C19A7EA2000/
2019/7/10 1:31 日本経済新聞 電子版