中国ファーウェイがディスプレイ内蔵カメラに関する特許を出願していたことが、海外報道により判明しました。
ドイツ語テックサイトのWinFutureが伝えている、今回の特許出願。イラストではディスプレイ左上にディスプレイ内蔵カメラが配置されており、またこの部分はインターフェイスを表示するディスプレイとしても利用できます。
また、カメラの周りにはマルチカラーのリングが表示されており、その位置をアピールしています。このような仕組みは、セルフィーの撮影時に画面のどこに視線を向ければいいのかのヒントとして使えそうです。
このようなディスプレ内蔵カメラは、 中国OPPOや シャオミがデモを公開しているほか、 韓国サムスンも関連特許を出願しています。OPPOやシャオミのディスプレイ内蔵カメラは画面上部中央に位置していますが、利用時にカメラの位置を表示する仕組みなど、不思議とそのアイディアは似通っています。
いつものことですが、特許出願がすぐに製品化に結びつくわけではありません。しかしディスプレイ面積をさらに拡大できるこの技術、スマートフォンメーカー各社が実用化に向けて動いていることは間違いなさそうです。
https://japanese.engadget.com/2019/07/08/hua-pat/