元衆院議員のタレント、杉村太蔵(39)が3日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・0)にゲスト出演。法案の採決を巡る与野党の“乱闘”について「完全にヤラセ」と語った。
この日の生放送では、他人の悪事を目撃したことがあるかというテーマで出演者がトークを展開した。
杉村は衆院議員時代を振り返って、「議員になってびっくりしたのは、国会でよく乱闘あるじゃないですか? あれは完全にヤラセです」と暴露。「いざ今日、採決だと。与野党激突だと。そうしたら(先輩に)呼ばれるわけですよ。『お前突っ込め』と。テレビカメラも配置が決まってるから、『こう撮られるから、お前はこう行け』ってみんな指示されるわけ。で、与野党でガンと行くわけ。笑っちゃうのは、一通り終わるじゃないですか。そうしたらエレベーターでみんな降りて帰るじゃないですか。与野党の議員が『お疲れ様でした』って。なんだこれはと」と裏側を解説した。
「結局、法案を通してほしい与党側の支持者、阻止してほしい野党側の支持者にパフォーマンスとして、体を張って頑張ってますと見せることが政治として重要なんだと。国権の最高機関で、力技で法案が通る通らないわけがない」と与野党双方の思惑を説明し、「あれは完全なヤラセ。衝撃的でした。逆に安心しました」と漏らした。
https://www.sanspo.com/geino/news/20190704/geo19070417000026-n1.html