河口付近にクジラ現る…体長4m、迷い込んだか
12日午前7時頃、北九州市小倉北区の板櫃川の河口付近で「4~5メートルの生き物が泳いでいる」と航行中の漁船から市に連絡があった。小型クジラの一種「コビレゴンドウ」とみられ、河口付近で姿を現すのは珍しいという。門司海上保安部は航行する船舶に注意を呼びかけている。
門司海保によると、体長約4メートル。山口県下関市の水族館「海響館」が北九州市などから画像提供を受けて確認した結果、体の色や頭の大きさ、背びれの形からコビレゴンドウとみられるという。
同館の担当者は「河口付近まで迷い込むのは珍しい。力が強いので不用意に近づかず、外海に出るまで見守ってほしい」と話した。
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