不漁が続く「サンマ」漁で漁獲量を回復させるため、今年から期間の制限をなくすことになり、名古屋の中央卸売市場では、早くも初セリが行われました。
名古屋市熱田区の中央卸売市場では、午前4時に北海道根室市の花咲港で水揚げされた2キロの「生サンマ」13ケースが、セリにかけられました。
水産庁はこれまで公海上での漁の期間を8月から12月までに制限していましたが、このところ続いている不漁をうけて、今年から1年中漁をできるようにしました。
時期が早いこともあり、まだ漁獲量は少なく、セリにかけられたサンマも細く小さいということです。
サンマを仕入れた業者:
「5月の初物ということ、ただそれだけ。きょうのサンマは通常(シーズン)であれば価値がつかないようなサンマですね」
期間制限はなくなりましたが、卸売業者からは質について不安の声も上がっていました。
「通常このサンマは価値つかない」…サンマ漁通年解禁で初セリ 業者から質に不安の声も(東海テレビ) - Yahoo!ニュース
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