サイケデリック・ロックのパイオニア、13thフロア・エレヴェイターズ(13th Floor Elevators)の中心人物ロッキー・エリクソン(Roky Erickson)が5月31日、米テキサス州オースティンで死去。エリクソンの兄弟ミケルが自身のFacebookページで明らかにしています。死因は発表させていません。71歳でした。
ロッキー・エリクソンはテキサス州オースティン生まれ。1965年に13thフロア・エレヴェイターズを結成。バンドではヴォーカルとギター担当。サイケデリック・ロックの名盤『The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators』ほかを生み出し、後世のミュージシャンやリスナーに多大な影響を与えた。法律上の問題やドラッグの使用問題などにより、バンドは60年代末に解散。その後、エリクソンは、精神の問題を抱えながらも70年代からソロで活動、『Roky Erickson and the Aliens』『Don’t Slander Me』などのアルバムをリリースした。
1990年にはZZトップ、ジーザス・アンド・メリー・チェイン、R.E.M.などエレヴェイターズズやエリクソンから影響を受けたミュージシャン達によるトリビュート・アルバム『Where the Pyramid Meets the Eye: A Tribute to Roky Erickson』が発売。また2007年にはエリクソンの精神疾患との闘いを記録したドキュメンタリー映画『You’re Gonna Miss Me』が公開された。
http://amass.jp/121357/
13th Floor Elevators - You're Gonna Miss Me (Original Mono Mix)
https://youtu.be/0OytJYBfwUk