サンフランシスコ市、顔認証技術の使用を禁止へ
米サンフランシスコ市監理委員会(市議会に相当、定数11)は14日、公共機関による顔認証技術の使用を禁止する条例案を可決した。アメリカの市が顔認証技術を禁止するのは初めて。
これによって同市の交通当局や法執行機関は今後、顔認証技術を使うことができなくなる。また、新たな監視技術を導入する際には、市当局の承認が必要となる。
今回の決定については、防犯対策を妨げるもので、市民の安全が危険にさらされるとの反対意見もある。
一方で条例案の推進派は、現在の顔認証技術は信頼できず、市民のプライバシーや自由を不当に侵害していると主張。特に女性や肌の色が濃い人について、顔認証技術がエラーを起しやすいと指摘していた。
続き
https://www.bbc.com/japanese/48276999
2019年05月15日
デイヴ・リー、北米テクノロジー記者