名古屋市中川区で、64歳の妻を殴り大ケガをさせたとして逮捕された75歳の夫が、「以前から何回か殴っていた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
名古屋市中川区玉船町の無職・辰已宏昭容疑者(75)は、5月上旬ごろ、自宅アパートで妻の美恵子さん(64)の顔を殴り、鼻の骨を折るなどした傷害の疑いで17日朝送検されました。
美恵子さんは16日、搬送先の病院で死亡しました。
辰巳容疑者の知人男性:
「顔ボコボコになっとったから。『お前ちょっとおかあちゃん殴っとるだろ』と『おう』と言ったもんで『何事があっても殴っちゃいかん』と」。
調べに対し、辰已容疑者は「ご飯の支度をしてくれなかったから」と容疑を認めていますが、その後の捜査関係者への取材で「以前から何回か殴っていた」という趣旨の供述をしていることが分かりました。
警察は日常的に暴行を加えていた可能性もあるとみて、傷害致死容疑での立件を視野に調べています。
http://www.tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=84162&date=20190517