来日中のパーデュー米農務長官は11日、日米新貿易交渉について、巨額の対日貿易赤字の解消に焦点を当てるべきだとの考えを明らかにした。20カ国・地域(G20)農相会合に先立ち、新潟市内で時事通信などの取材に応じた。
パーデュー氏は「米国は年間700億ドル(約7兆7000億円)規模の対日貿易赤字を抱え続けている」と述べ、問題視する考えを表明。4月に始まった日米交渉に関しては、「赤字が認識されるべきだ」と訴えた上で、「日米は互恵的な協定に合意できるはずだ」と語った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019051100356