TBSラジオの人気番組「荒川強啓デイ・キャッチ!」を1995年から24年間にわたり、続けてきたのがこの人、荒川強啓さんだ。
「聴く夕刊」として、平成のニュースを毎日、届けてきたのだが、その番組も3月、惜しまれつつ終わった。時代と番組を振り返ってもらおう。
~前略~
――荒川さんはこの業界を長くご覧になってきた。昨今の息苦しさみたいなものを感じませんか?
感じますね、このままズルズル危ない方向に持っていかれちゃうんじゃないかって。
――危ない方向とは言論の不自由?
何となく、政権にすり寄っていることに業界も気づいてほしいし、リスナーも「変だぞ」と思ってほしい。
――でも、生放送だからのトラブルもあったのでは?
自民党の大物が僕の発言に怒って、帰っちゃったことがありましたね。
――いいですね、そういうの。
「君、それを僕に聞きますか」って。
――そういうところが魅力でした。
実は、馴染みの居酒屋のおばちゃんから、「あなたの番組のおかげで話題についていけるようになった。噛み砕いてくれるから分かりやすいのよ」と言われたことがあります。「これだ!」と思いましたね。
僕は学者ではなく、研究者でもない。一庶民で、おばちゃんと居酒屋トークしている飲んべえのおっさんという感じです。だから、飲んべえのおっさんが理解できないことを知ったかぶりするとウソになる。専門家からしたら意識の低い質問でも、僕はできるんです。肩書もプライドもないので恥ずかしくない。
長めなので以下ソースでお願いします
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/252697