購読料の単独先行値上げで800万部割れ目前。15紙が追随、「新聞崩壊」が加速。
日本最大の部数を誇る読売新聞の「変調」ぶりに注目が集まっている。日本ABC協会がまとめた2月の新聞販売部数で、読売だけが前月に比べ一気に15万部近くも減っていたからだ。
1月1日から他紙に先駆けて実施した購読料金値上げが原因とみられる。数年前まで1千万部を誇った同紙も800万部割れが目前に迫ってきた。
1月以降、15の地方紙が追随値上げを決めているが、今回の一連の料金改定は読者離れと、これに伴う「新聞崩壊」を加速させる契機となりそうだ。
https://facta.co.jp/article/201905032.html