高萩市と北茨城市で採れた山菜の「こしあぶら」から、国の基準値を上回る放射性セシウムが検出され、県は23日、2つの市に対して出荷を自粛するよう要請しました。
県によりますと、放射性セシウムが検出されたのは山菜の「こしあぶら」で、高萩市では1キロ当たり627ベクレル、北茨城市では1キロ当たり285ベクレルと、国の基準値の1キロ当たり100ベクレルを上回っています。
この結果を受けて23日、2つの市に対して山菜の「こしあぶら」の出荷を自粛するよう要請しました。
県内では、日立市、常陸大宮市、常陸太田市、それに城里町で採れた「こしあぶら」から基準値を上回る放射性セシウムが検出されたため、国による出荷制限が行われてます。
「こしあぶら」は、今の時期から5月中旬にかけて県内各地で採取され、てんぷらやおひたしにして食べられているということです。
県では、今後も各地で放射性物質の検査を行い、安全性を確認していくことにしています。
こしあぶらからセシウム出荷自粛|NHK 茨城県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20190423/1070006008.html