スリランカで21日、教会や高級ホテルで相次いで爆発があり、外国人9人を含む137人が死亡した。警察関係筋がAFPに明らかにした。
匿名を条件に取材に応じた同筋によると、コロンボ(Colombo)にある高級ホテル3か所と教会1か所の爆発で少なくとも45人が死亡。
さらにコロンボ北郊のネゴンボ(Negombo)の教会で67人が死亡、同国東部バッティカロア(Batticoloa)の教会で25人が死亡した。
最初に爆発の通報があったのはコロンボにある教会「聖アンソニー廟(St Anthony's Shrine)」と、コロンボ郊外にあるネゴンボの聖セバスチャン教会(St Sebastian's Church)。
この通報の直後、警察はコロンボのホテル3軒、およびバッティカロアの教会で爆発が起きたことを確認した。
AFPの取材に応じた当局者によると、聖アンソニー廟では数十人が負傷し、コロンボ国立病院(Colombo National Hospital)へ搬送された。
ネゴンボの聖セバスチャン教会はフェイスブック(Facebook)に、「私たちの教会に爆弾攻撃、あなたの家族がいたならば助けに来てください」とのメッセージを英語で投稿している。
被害に遭ったホテルの関係者がAFPに語ったところによると、犠牲者のうち、少なくとも1人はシナモン・グランドホテル(Cinnamon Grand Hotel)で死亡した。爆発でホテルのレストランが破壊されたという。同ホテルの近くには首相公邸がある。
スリランカ、高級ホテルや教会6か所で爆発、137人死亡 写真9枚 国際ニュース:AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3221818